HSPサラリーマンを読んで

読書

みなさん、こんにちは。せんさいサラリーマン歴17年のジョーです。

今回は「HSPサラリーマン」という本を読みましたので、おすすめできる人や読んだ感想を投稿します。

結論、この本をおすすめする人はこの通りです。

  • HSP気質なサラリーマン
  • 営業職の方
  • 仕事で行き詰まっている方

読んだ後はこうなります。

  • 人を幸せにしようと思える
  • 自発的に行動しようと思える
  • 「恥ずかしい」は「かっこいい」に変わると思える

HSPとは?

そもそもHSPってなに?という方にむけてまずはHSPについて解説します。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、生まれつき感受性が強く、刺激に敏感な気質を持つ人のことです。音や光、人の感情などに敏感に反応しやすく、深く考え込む傾向があります。HSPは病気ではなく、全人口の約15〜20%に見られる性質です。人の気持ちに共感しやすかったり、小さな変化に気づいたりする一方で、刺激が多い環境では疲れやすくなることもあります。

ChatGPTからの引用

最近では”繊細さん”と呼ばれる気質を持つ人です。

ブログ名からもお察しの通り私もHSP気質です。

特に私の場合は人の感情に敏感に反応してしまいます。

「あの人、機嫌悪そうだな」

「声のトーンが低かったけど、怒ってるのかな・・」

など気にしなくてもいいような細かいことを気にしてしまったり・・・。

誰かが怒られてるのを見ると自分まで怒られている気になって落ち込んでしまったり・・・。

そんな自称”せんさいサラリーマン”の私ですが、この本の存在を知ったのはつい先日でした。

題名を見た瞬間「自分のためにあるのかな?」と思ったくらいでした。

実際に読んでみると2日間で読み終えるくらい、とても共感できる内容でした。

HSPサラリーマン 概要

作者の春明力(はるあけ・ちから)さんはご自身もHSP気質を持った方です。

『HSPサラリーマン』は、繊細で刺激に敏感な気質「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」を持つ会社員が主人公です。

職場でのストレスや人間関係にどう向き合い、どう生きやすくしていくかを描いた実用書です。

著者自身もHSPとして会社員としての生活に悩んだ経験をもとに、感情のコントロール法や職場での立ち回り方、自分を守るコミュニケーション術、転職や働き方の見直しなど、実体験を交えながらわかりやすく解説しています。

また、HSPが自分の特性を否定せず、強みに変えていくための考え方も紹介されています。

以前ご紹介した喜多川泰(きたがわ・やすし)さんの作品のような物語調の中にたくさんの名言が出てくる内容でした。

繊細さんにおすすめ本 喜多川泰さん作品 3選

本に出てくる名言3選

本の中にはたくさんの名言が出てきました。

本の最後には「僕の人生を変えた40の言葉たち」でまとめて紹介されています。

さすがに全てをご紹介はできないので、独断と偏見で選んだ3つをご紹介します。

  • 人を幸せにすれば、自分の幸せになれる
  • 欲しいものを欲しいって言わないと、誰も何もできない
  • 人って貢献したい生き物なんだと思う

人を幸せにすれば、自分の幸せになれる

主人公の友達青希(あおき)からの言葉です。

営業成績が伸び悩んでいた主人公は、どうしたら成績が伸びるか考えていました。

「その人が何をしたら喜んでもらえるか?」

「その人はどうなったら幸せか?」

すでに事業で結果を出していた青希は常にこう考えていました。

私もまずは人を幸せにすることが大切だと学びました。

以前ご紹介した失敗を恐れて行動できない方におすすめの本「賢者の書」でも同じ内容のことが書かれてました。

他者貢献が大切だと改めて考えた言葉でした。

欲しいものを欲しいって言わないと、誰も何もできない

こちらも主人公の友達青希(あおき)からの言葉です。

営業成績に伸び悩んでいた主人公が営業成績トップの先輩に仕事について相談していました。

「先輩、何でもっと早く教えてくれなかったんですか」

と聞くと先輩は

「知りたいってことを知らなかったからかな・・」

と予想外の返しをしてきました。

自分が欲しいってことは自分から言わないと伝わらない

自分に都合よく相手は分かっていると考えてしまっている事ってよくありますよね。

自己主張が苦手な繊細さんにとっても同じことが言えますね。

「相手はきっと分かってる」

「相手はきっとこう考える」

先読みし過ぎて何も言えないことが多いです・・。

ですが、言うと相手は意外な反応を示すこともあるのでやはり「欲しいものは欲しい」と言うのは大切ですね。

人って貢献したい生き物なんだと思う

作品内では子どもの頃のおつかいを例え話として説明してます。

小さい頃に親からおつかいを頼まれて、しっかりと買い物をして帰ってくると親に褒められた経験がある方がいらっしゃると思います。

それは誰かに貢献したいという感覚が人にはあるからだと青希が説明してます。

仕事で忙しい毎日を過ごすと視野が狭くなり「自分の仕事のため」だけに動きがちですね。

「人のために貢献する」を忘れずに過ごしていきたいと思いました。

まとめ

「HSPサラリーマン」についてまとめました。

この本を読んでもらいたい人はこんな人です。

  • HSP気質なサラリーマン
  • 営業職の方
  • 仕事で行き詰まっている方

物語中にたくさんの名言が出てきますが、おすすめの名言3選はこちら

  • 人を幸せにすれば、自分の幸せになれる
  • 欲しいものを欲しいって言わないと、誰も何もできない
  • 人って貢献したい生き物なんだと思う

読んだあとはこのようになれます。

  • 人を幸せにしようと思える
  • 自発的に行動しようと思える
  • 「恥ずかしい」は「かっこいい」に変わると思える

以上、参考になれば嬉しいです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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