HSP(繊細さん)のリモートワークは快適?

仕事

リモートワークを経験したことはございますか?

リモートワークができる仕事に就きたいと思ったことはございますか?

この記事ではオフィス勤務(10年)とリモートワーク(5年)を経験した観点から、HSP(繊細さん)がリモートワークをするにあたってのデメリット・メリットをご紹介します。

この記事を読むとこんなことが分かります。

  • HSP(繊細さん)視点でのリモートワークのデメリットがわかる
  • HSP(繊細さん)視点でのリモートワークのメリットがわかる
  • HSP(繊細さん)がリモートワークに仕事に就くべきかのヒントを得られる

HSP(繊細さん) リモートワークのデメリットとメリット

結論として「組織内に心理的安全性があれば快適」です。

デメリットは下記の通りです。

  • 気軽に質問しにくい
  • 新しい業務を覚える時に大変
  • 新しい部署は慣れるまで時間がかかる
  • 相手の表情が見えなくて不安

メリットは下記の通りです。

  • 周りの目が気にならない
  • こまめな休憩が取りやすい
  • ランチ休憩は一人で気楽に過ごせる
  • 「今日飲みに行かない?」が無い

順番に説明いたします。

HSP(繊細さん) リモートワークのデメリット4選

先にHSP(繊細さん)視点からまずはリモートワークのデメリットを4つご紹介します

気軽に質問しにくい

ちょっとお時間よろしいでしょうか?」のハードルが上がります。

オフィスでは、質問したい相手の多忙具合を見ながら自分から出向いて「ちょっとお時間よろしいでしょうか?」と話しかけれますね。

周りの人に気遣いができるHSP(繊細さん)であれば相手の機嫌などを見て、話しかけるタイミングを探りたいですね。

リモートワークではそれが難しいです。

企業や組織の文化にもよりますが、私の部署では基本的にチャットと電話でコミュニケーションを取ります。

直接電話する場合もありますが、どうしても他人を気遣ってしまうHSP(繊細さん)はそれも恐いですね。

私もです 笑

「今、忙しいのかな・・」

「急ぎの仕事してるのかな?」

「直接電話したら不安に思われるかな?」

など様々な事が頭をよぎります。

チャットで「今、お時間よろしいでしょうか?」と聞いて相手の返信を待ってから電話したりチャットしたり・・・。

些細な確認をするのにもオフィスにいるより時間がかかることが多いかなと感じてます。

でも大丈夫です。

4年もリモートワークをすると慣れてくるものです。

直接電話するときもありますし、チャットでも「今、お時間よろしいでしょうか?」をすっ飛ばしていきなり質問のチャットをすることもあります。

1つ目のデメリットはオフィスで仕事するときよりも、気軽に質問が出来なくなります。

新しい業務を覚える時に大変

新しい業務って不安ですよね?

心配性のHSP(繊細さん)であれば、1つずつ確認しながら業務を進めたいですね。

恐らく通常に業務をしているときよりも、確認する回数が増えると思います。

「これで大丈夫かな・・?」

「メールの文章合ってるかな?」

など、聞きたいことが増えますが聞きたい相手のことを気遣ってなかなか確認ができません。

あとでまとめて聞こうと思って、確認する案件が増えると焦ってドキドキしてしまった経験が私にもあります。

もちろんリモートワークでなくても新しい業務を覚えることは大変ですね。

ですがリモートワークですと確認するタイミングや頻度を考えすぎて余計な気を遣ってしまうことがあります。

新しい部署は慣れるまで時間がかかる

リモートワーク歴4年目に部署異動がありました。

リモートワークでなくても部署異動は初めての業務が多く慣れるまで大変ですね。

オフィスですとその場の空気感や雰囲気を感じられて、適応していこうと思えます。

しかし、リモートワークですとそういった空気感や雰囲気を察する事が難しいです。

「この質問はチーム全体の打ち合わせで質問していいのかな?」

「質問したい内容に一番詳しい人は誰だろう・・・」

など、チームの方針や雰囲気を感じるまでにリモートワークは時間がかかります

また、リモートワークですと雑談する機会も減ってきますので新しく仕事するチームメンバーとの関係構築にも少し時間がかかる印象です。

相手の表情が見えなくて不安

こちらはいい時と悪い時があります。

会社や組織の文化にもよりますが、私の組織ではオンライン会議は基本的に顔出しをしていません。

すると表情が見えない中で声のトーンや話し方でその人の感情を読み取ろうとしますが、難しいです。

特に上司が話している場合に、どのくらい怒っているかとか気になってしまいますね・・。

自分の表情が見えないことで、気楽に会議に参加できるといういい点もありますが他人が気になってしまうHSP(繊細さん)は不安になることのほうが多いと感じてます。

HSP(繊細さん) リモートワークのメリット4選

次にHSP(繊細さん)視点からリモートワークのメリットを4つご紹介します

周りの目が気にならない

周りに人がいないので、とても気楽です。

座ってのびをしたり、立ち上がってストレッチをしたり些細な事でもオフィスだと周りが気になりますよね。

全く気にしなくていいので、快適です。

私はタバコを吸わないのでオフィスで仕事をしていたときは、トイレに行く時しか一息つけませんでした。

頻繁にトイレに行くのも行きづらいですからね。

また花粉症なので花粉症シーズンでは周りを気にせず思いっきり鼻をかめますよ 笑

周りの目を気にしがちなHSP(繊細さん)にとって、周りの目を気にしなくていい環境は最高です。

こまめな休憩が取りやすい

デスクワークですので、基本的に座りっぱなしです。

30分に1回は立ち上がったほうが良いと聞いたことがあるのですが、オフィス勤務時は周りの目が気になってなかなか休憩が取れませんでした。

ですが、リモートワークになると”5分だけ目を閉じてリラックス”や”外の空気を吸いに行く”など、こまめな休憩が取りやすいです。

洗濯物を取り込みに行くみたいな事もできますよ 笑

ランチ休憩は一人で気楽に過ごせる

一人で気楽に好きなものを食べれます。

オフィスで仕事をしていたときのランチ休憩は2択でした。

  • 上司、同僚と食べに行く
  • 自席で食べる

どちらもリラックスできる雰囲気ではございませんでした 笑

HSP(繊細さん)は一人になる時間が必要ですからね。

その点リモートワークは一人で好きなものを食べられます。

Youtubeやテレビを見ながらリラックスできます。

5分だけお昼寝もできます!

このような事はオフィスでも気にせず出来る人もいると思いますが、私のような繊細さんは出来ないですね・・・笑

とても充実したランチ休憩を過ごせてます。

「今日飲みに行かない?」が無い

こちらは個人的にとても気楽です。

基本的に仕事が終わったら家に帰りたい人なので・・。

企業やチームの雰囲気で頻繁に誘われたり開催されていると思います。

突然誘われるのはちょっと苦手ですね。

特に予定がないのに断るときはとてもエネルギーを使います。

予定があれば「このあと友達と会う約束があって」とすんなり断れますが、

予定はないけど素直に帰りたい時にどう断ろうか・・・・。

「帰りに用事があるので・・」

「妻と約束があるので・・・」

「今日は体調が優れなくて・・・」

どれも自然に言えないですが、必死に断ってきた過去があります 笑

業務終了の瞬間に家にいれるのは最高です。

まとめ

HSP(繊細さん)視点でのリモートワークのメリット・デメリットをご紹介しました。

結論として職場に心理的安全性があると快適です。

デメリット

  • 気軽に質問しにくい
  • 新しい業務を覚える時に大変
  • 新しい部署は慣れるまで時間がかかる
  • 相手の表情が見えなくて不安

メリット

  • 周りの目が気にならない
  • こまめな休憩が取りやすい
  • ランチ休憩は一人で気楽に過ごせる
  • 「今日飲みに行かない?」が無い

10年間オフィス勤務を経てリモートワーク勤務に変わった経験を踏まえた見解です。

少しでも参考になれば嬉しいです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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