初めてのことはとても緊張してしまう。
初めてのことは失敗しそうでこわい。
初めてのことは勇気がでない。
私が”初めてのこと”に対して持っているイメージです。
今日はHSP(繊細さん)の私がランニング中に勇気を出して、
初めてのことに挑戦した話です。

ランナー同士の挨拶
ランニング中にすれ違うランナー同士で手をあげて挨拶する文化をご存知でしょうか?

全員が挨拶しているわけではございませんが、1時間走ると4〜5人のランナーと挨拶をします。
もちろん時間や場所により、もっと多くの挨拶がかわされている場所もあると思います。
ランニングを始めて約5年が経過しました。
ランニングを始めた当初に驚いたのが、すれ違うランナー同士で手をあげて挨拶することでした。
初めて手を挙げられた時は
「知り合いかな?」
と思ったことを今でも覚えてます。

この挨拶ですが、不思議と「頑張ろう」という気持ちになれます。
”仲間意識”とかいうんですかね・・・。
それとも挨拶をしている自分がカッコいいと思っているのか・・
科学的な根拠は分かりませんが・・・笑。

初めて自分から挨拶してみた
ランナー同士の挨拶を知ってから約5年。
手を挙げる姿もさまになってきました。
と自分で思ってます。
ですが、ひとつだけ気になっていることが・・
それは自分から手を挙げたことがないことでした。

サラリーマン
自分から手を挙げて挨拶をしてみたい
すでにお気づきのHSP(繊細さん)の方もいらっしゃると思いますが、
挨拶はすべて相手から手を挙げられた際に返したものです。
そう、まだ自分から手を挙げたことが無かったのです。

HSP(繊細さん)の私にとって、見ず知らずの人に自分から手を挙げて挨拶するなんて・・・
ハードルが高すぎます 笑
「手を挙げても相手の反応が無かったらどうしよう」
「挨拶された方がめんどくさいとか思われたらどうしよう」
そんな事を考えて2年位経ったかもしれません・・。
”今日こそは”と意気込んで諦めたことは何回もありました。
でも”今日こそは”を実践してみたのです。

走り始める前から何となく”やってやろう”の気持ちは強かったかもしれません。
何か特別な日でもなくいつも通りに
「何km走ろうかな・・」
と考えながらスタートしました。
ですが、走っているうちに
「今日は挨拶してみよう」
という気持ちが強くなってきました。
そんな時、向こうから走ってくるランナーが見えてきました。
あの人にしよう!
特に何かが決め手になったわけではなかったと思います。
多分、自分のタイミングに現れてくれたのです。
段々と近づいてきます。
「やっぱりやめようかな」
少し弱気になってる自分もいました。
「返してくれなくてもいいや」
完全に吹っ切れました。
勇気をだして自分から手を挙げました
・・・・
・・・・
するとなんと挨拶を返してくれました。
1秒もないくらいの挨拶でしたが、嬉しかった。

少しずつ勇気を出してみようかな
自分から挨拶しようと考えてから、
2年もかかりました。
でも少しの勇気で初めてのことに挑戦できました。
HSP(繊細さん)は刺激に対して敏感なので、
失敗を恐れやすいそうです。
でも失敗などありません。
そう考えられうようになったのはこちらの本でした
HSP(繊細さん)失敗が怖くて行動できない方におすすめの本「賢者の書」
とは言いつつもまだまだ失敗はこわいですし
失敗を恐れてやらないこともたくさんあります。
しかし、今回のことを思い出して
少しの勇気を出して挑戦していくと、
もっと主体的に生きていけるのかなと思えた日でした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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