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HSP(繊細さん)むけの本『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』

読書

繊細すぎて疲れてしまう・・

もっと気楽に生きられないかな・・・

自分ってHSP(繊細さん)かな・・・

このようなお悩みをお持ちの方におすすめの本をご紹介します。

『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』

おすすめの方
  • 繊細すぎて、日々疲れている方
  • もっと楽に生きたたいHSP(繊細さん)の方
  • 自分はHSP(繊細さん)かなと感じている方

本書を読んだ後はこのような未来が待ってます。

読んだ後はこうなれます
  • HSP(繊細さん)特有のストレスの防ぎ方が分かる
  • 人間関係が楽になるヒントが分かる
  • 働きやすくなるヒントが分かる
  • 「繊細さ」を活かす方法が分かる

せんさいサラリーマン歴17年の私が「自分はHSP(繊細さん)かも」と気づいた1冊です。

この本をきっかけに”繊細さ”を理解することができました。

”繊細さ”を理解したことで対処法を勉強でき、少しずつ楽に生きる術を身に着けてこられました。

みなさまの心が少しでも楽になれたら嬉しいです。

著者の紹介

武田友紀(たけだ・ゆき)さんは、公認心理師であり、日本でも数少ない HSP 専門カウンセラーとして知られています。

自身も HSP である経験をもとに、繊細さに伴う苦しさと、その活かし方を深く理解した発信を続けています。

九州大学工学部を卒業後、大手メーカーで研究開発に従事。

その後、分析力と感性を併せ持つ視点を活かしてカウンセラーとして独立。

ささいな気づき過ぎる日常に疲れた人に、“感性を守りながらラクに生きる技術” を優しく、具体的に教えてくれます。

本書のおすすめポイント4選

本書を読んだ中で、おすすめするポイントを4つご紹介します

  • HSP(繊細さん)特有のストレスの防ぎ方が分かる
  • 人間関係が楽になる方法が分かる
  • のびのびしながら働く方法が分かる
  • 繊細さの活かし方が分かる

順番に解説していきます。

HSP(繊細さん)特有のストレスの防ぎ方が分かる

人の感情やわずかな光、わずかな音を感じやすいHSP(繊細さん)はとても疲れやすいです。

更に、自分の体調にも繊細で変化を感じ取りやすいため疲れにも気づきやすいです。

そんなHSP(繊細さん)のストレスを防ぐコツを知ることができます。

本書では物理的に刺激を減らすことだと書いてあります。

刺激を減らすコツはこの通り。

  • 五感のうち、鋭いものから取り組むと効果的

引用「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

具体的に五感別の刺激に対する予防法を紹介してます。

全ては書ききれませんが、一部をご紹介します。

視覚
  • サングラス・伊達メガネをする
  • 度を落とす(めがね・コンタクト着用者)
聴覚
  • 耳栓をする
  • ノイズキャンセリングイヤホンを着用する
  • イヤホンやヘッドホンで音楽を聞く
触覚
  • 好みの素材で肌を覆う
  • 肌の露出を減らす
嗅覚
  • マスクを着用する
  • 好きな香りのものを身につける(ハンドクリーム・香水など)
味覚
  • 刺激の強い食べ物を避ける

とてもシンプルな刺激の予防法ですね。

また本書では五感別にストレスを感じた際のケア方法も紹介されてます。

まずは自分が鋭いと思う感覚の予防法を試してみてください。

せんさいサラリーマンは視覚が特に敏感です。

予防法に出てくる”サングラスをする”はとても共感できます。

何と言うか、周りから自分の表情が分かりにくいと思うと安心感を得られます。

HSP(繊細さん)でも一人ひとり感覚が違うので、

ぜひ自分にあった刺激の予防法を参考にしてもらえればと思います。

人間関係が楽になる方法が分かる

人間関係って本当に大変ですよね。

HSP(繊細さん)の方は特に感じているのではないでしょうか?

もちろんせんさいサラリーマンも感じております。

特に会社では大変です。

本書では楽になる方法について教えてくれています。

繊細さんと非・繊細さんの感じ方の違いを知り、自分に負担のない接し方を見つけることで、人間関係がラクで穏やかなものに変わります。

引用「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

では実際にどのように動けばよいのでしょうか。

本書では分かりやすいステップで教えてくれています

  1. 非・繊細さんとの違いを理解することから始める
  2. 本当の自分を出す
  3. 言葉で伝える

1.非・繊細さんとの違いを理解することから始める

「非・繊細さんと自分は感じ方が違う」ことを想像したことがない繊細さんが多いそうです。

確かに、自分はHSP(繊細さん)であることは自覚していますが

「感じ方が違う」と想像したことはないかもしれません。

まずは非・繊細さんとは「感じ方が違う」ことを理解しましょう。

2.本当の自分を出す

これは私自身考えたことが無かったですが、とても納得した内容でした。

人間関係の基本構造とは、「表に出している自分」に合う人が集まってくる、というシンプルな事実です。つまり、「本当の自分」を抑えて殻をかぶっていると、その「殻」に合う人が集まってきてしまうのです。

引用「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

相手から見たらかぶっている「殻」が本当の自分だと感じるのは自然なことですね。

「殻」にあった人たちが集まるのも納得しました。

HSP(繊細さん)は本当の自分を抑えて雰囲気や相手に合わせて演じる事が多いのではないでしょうか?

私自身も仕事に影響が出るからと業務に関わりの深い方たちに合わせようとして、本来の自分ではない自分を演じていたことがありました。

少しだけ自分の経験を話しますね。

同じチーム内でよく飲み会をするグループがありました。

業務上とても深く関わる人たちですし、上司もいました。

このグループはお酒をとても飲みますし酒好きが多いので、お酒の話も多かったです。

正直お酒は強い方ではないですし、何ならお酒の味も種類もよく分かりません 笑

しかし、飲み会では周りの意見に合わせて

「やっぱり〇〇産の日本酒は違いますね」

「もっといろんな種類のお酒を飲みたいですね」

など、本来の自分からは全く遠い発言をしておりました。

実際に振り返ってみると、その時は自分が演じているという感覚はなかったです。

恐らく自分の感情に蓋をし過ぎて、演じていることすらも気付ける状態では無かったのだと思います。

ちょうどコロナ禍前でしたので、その飲み会はコロナの発生とともに無くなりましたが・・。

話は戻りますが、本来の自分を出せば出すほど本来の自分に合う人が集まるそうです。

本来の自分を出すって恐いですよね。

わかります。

私も恐いので少しずつ本当の自分を出しながら、人間関係の入れ替えをしていきましょう!

3.言葉で伝える

「どうしてあんな言い方をするのだろう」

「どうしてズバズバと言えちゃうんだろう」

「少し配慮が足りない」

HSP(繊細さん)でしたら、こう思ったご経験はありませんか?

本書では「配慮がない=意地悪」ではないと書かれております。

そもそもHSP(繊細さん)たちのコミュニケーションは言語外の情報が多く含まれるそうです。

相手の表情・声のトーン・言葉のニュアンス・過去のやりとりを参考に判断をしております。

HSP(繊細さん)にとっては当たり前の判断も非・繊細さんにとっては当たり前ではないですね。

実際、本書でもこのような繊細さんの判断力はハイレベルだと書かれてます

「配慮が苦手なのか」

「状況に気づくことが、苦手なのか」

俯瞰的に考えて相手を理解することで、心を軽くしましょう。

のびのびしながら働く方法が分かる

のびのびしながら働いてみたいですよね。

せんさいサラリーマン歴17年の私も同感です。

本書では多くの方法が記載されていますが、すぐに実践できそうな3つをご紹介します。

  1. マルチタスクを乗り切るシンプル習慣
  2. 他人の感情は放って置く
  3. 全力で逃げるべき時がある

1.マルチタスクを乗り切るシンプル習慣

マルチタスクって苦手ですね。

ひとつの事を深く考えて、集中するのが得意なHSP(繊細さん)にとっては考えることが多すぎて

頭がパンクしそうになることもよくあると思います。

本書では「重要なものをひとつ選ぶ」方法を提案してます。

よく「優先順位をつけましょう」と言われますね。

もちろん優先順位をつけることは大事だと認識してます。

しかし優先順位をつける際も一つ一つのタスクについて段取りを想像しながら考えると、

優先順位付けが業務になってしまいますね。

そこで「重要なものをひとつ選ぶ」ことです。

絶対に今日やらなければいけない大切な仕事を選んで集中することで、一旦他のタスクを忘れて

HSP(繊細さん)が得意とする「ひとつのことに集中する」に持ち込めるそうです。

2.他人の感情は放って置く

職場や会議で不機嫌な人がいると、なんだかソワソワしてしまいますよね。

自分が悪いわけではないのに、自分が悪いのかなと考えたり気を遣って話かけてみたり・・。

結論対策はこの3つだそうです。

  • 「この人機嫌悪いな!」と思って、放っておく
  • できるだけ物理的な距離を取る
  • 相手ではなく自分をケアする

とくに放っておくは効果的だと感じました。

3.全力で逃げるべき時がある

今まで何冊ものHSP関連の本や動画を拝見した中でよく見る言葉があります。

「自分の心身の健康よりも大切な仕事はない」

本書でも人生には逃げるべき時があると書かれいます。

HSP(繊細さん)はとても真面目で優しい方がたくさんいます。

だからこそ「このまま仕事を続けるとまずい」と感じた時は全力で逃げましょう。

私自身、月の残業時間が200時間に迫る時期を2〜3ヶ月続いた経験があります。

今、考えると逃げるべきタイミングでした。

実際、心が病む一歩手前というか半分病んでいる状態だったと思います。

ですが、そういう時って「逃げる」選択肢が頭に浮かばないんですよね・・。

「自分がやらなきゃ」みたいな変な責任感とか芽生えてきてしまったり・・。

幸い時間の経過とともに業務が落ち着いてきましたが、

もし同じような事が起きたら次は全力で逃げようと決めてます!

繊細さの活かし方が分かる

本書では繊細さんには共通する5つの力があると書かれています。

繊細さんに共通する「5つの力」

  • 感じる力
  • 考える力
  • 味わう力
  • 良心の力
  • 直感の力

引用「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

感じる力
  • リスクを察知する
  • 相手のいいところを見つける
  • 日常の小さな嬉しさをキャッチする
考える力
  • 深く考察する
  • 当たり前に疑問を抱き、改善する
  • 興味を持つと、とことんはまる
味わう力
  • 「いいもの」を受け取り、深く味わう
  • 味わったものを出力(絵・写真・音楽など)する
良心の力
  • 信じることに真摯に取り組む
  • 自分の納得と相手への誠実さを両立させて、大きな力を発揮する
直感の力
  • 自分に合うものを探し当てる
  • 問題点を見抜く
  • ものごとの本質にたどりつく

さらに5つの力を意識しつつ、力を発揮するには安心できる場所にいることが大切だそうです。

そして「こうしたい」という思いを、何よりも大切にすることが大事です。

まとめ

HSP(繊細さん)におすすめの本『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』

をご紹介しました。

この本を読んでほしい方
  • 繊細すぎて、日々疲れている方
  • もっと楽に生きたたいHSP(繊細さん)の方
  • 自分はHSP(繊細さん)かなと感じている方
読んだ後はこうなれます
  • HSP(繊細さん)特有のストレスの防ぎ方が分かる
  • 人間関係が楽になるヒントが分かる
  • 働きやすくなるヒントが分かる
  • 「繊細さ」を活かす方法が分かる

著者自身もHSPであることから、”繊細さん”が繊細さを活かしながらのびのび生きていく術を分かりやすく解説されてます。

少しでも参考になれば嬉しいです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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