同僚にイライラする時ってありますか。
私もつい先日、同僚にイライラしてしまいました。
HSP(せんさいさん)は基本的に自分に厳しく、他人にやさしいと思ってます。
しかし、たまに他人に厳しくなる時があるのかなと思います。

今回は、HSP(せんさいさん)が他人に厳しくなってしまう原因と対策を考えました。
結論として対策は下記2点です。
- 他人に期待しない
- 自分にやさしくなる
この記事ではせんさいサリーマン歴17年の経験から、他人に厳しくなってしまう原因と対策について記載しています。
少しでも参考になれば嬉しいです。

HSP(せんさいさん)は真面目で自分に厳しい
結論、この2点が他人に厳しくなってしまう理由です。
- 「〇〇はこうあるべき」が多い
- 完璧主義の思考が強い
HSP(High Sensitive Person)は約5人に1人と言われいます。
”繊細さん”という言葉が一時期、有名になりましたね。
そんな刺激に敏感なHSP(せんさいさん)ですが、多くの方がとても真面目で自分に厳しい方だと思います。

私も含めて家庭環境や学校生活でもルールをしっかりと守り真面目に生きてきた方が多いと思います。
そのため、自分を律することができとても真面目です。
反面、自分を律している厳しさを他人に求めてしまうことがあります。
それは自分の中にある「◯◯はこうあるべき」を知らないうちに他人にも適用してしまうからではないでしょうか。
- ルールは守るべき
- 手を抜かずに全力でやりきるべき
- グチは言わないべき
こういった自分の中の常識をいつの間にか周りの人へ押し付けていませんか?
ちなみにこの3点はいつの間にか私の中に存在していた「〇〇べき」です。
自分の常識は他人の非常識だったりすることって意外とあるんですよね。
その常識が小さい頃からの自分にとっては当たり前の常識であれば、
他人の非常識であった時の驚きは大きいですね。
話を戻しますが、HSP(繊細さん)が自分に厳しい理由のひとつに「◯◯はこうあるべき」がたくさんあることではないでしょうか。

また完璧主義の思考も自分に厳しくなる要因だと思います。
・100点を取らなくてはいけない
・手を抜いてはいけない
・常に全力を出しきらなければいけない
こういった思いは素晴らしいことですが、度が過ぎると体調やメンタルを崩してしまう要因だったります。
いい具合に(←この力加減が難しいですね。)力を抜きたいですね。
と言いつつ、せんさいサリーマン歴17年の私も”いい具合”を常に探し続けています 笑

いい具合のヒントになると思いますので、こちらの記事も参考にしてください↓
他人に厳しくなってしまう対策
ここからは他人に厳しくなってしまうことに対して対策を2つご紹介します。
結論、対策はこの2つです。
- 相手に期待しすぎない
- 自分にやさしくなる
1つずつご紹介します。

対策①相手に期待しすぎない
とても冷たい印象を持つかもしれませんが、冷たい人になれというわけではございません。
自分の中にある「〇〇はこうあるべき」を相手に求めないことです。
最初の章でHSP(せんさいさん)は「〇〇はこうあるべき」が多いとお話しました。
自分の中にある〇〇べきを知らないうちに他人へも期待してしまいます。
その結果、自分は「〇〇べき」をしっかりとしているのに他人はしていないと厳しい評価をしてしまいますね。
ですが、冷静になると他人には「〇〇べき」の思考すらないかもしれません。

自分が持っている「〇〇べき」というのは小さい頃からの環境や教育が深く関わっているそうです。
一人ひとり違う環境で育ってきたので、もちろん思考もひとそれぞれですね。
自分の当たり前は他人にとっては当たり前でないことを意識すると、他人に厳しくなくなるかもしれませんね。

先日、ネットで大谷翔平選手の記事を読みました。
もし相手が待ち合わせ時間に遅れてきたとします。
そこで遅れたことに怒りたくなってしまうことがあるかもしれませんが、大谷さんはこう考えると書いてました。
「怒りたくなるってことは、自分は時間を守ることを大切にしていると改めて気付ける」
「改めて自分の大切にしている部分、長所に気づけるタイミングだと思える」
(記憶を頼りに書いているので、正しくない部分もあるかもしれませんがニュアンスを受け取ってもらえれば・・)
いや〜素敵な考えです。
このあと、他人に厳しくなってしまった経験談を書いてますがその時に自分に言ってあげたいですね。
自分の中にある「〇〇べき」を相手に期待しないことが大切です。
対策②自分にやさしくなる
2つ目は自分にやさしくなるです。

言い換えると「完璧主義をやめる」です
私もそうですが、HSP(繊細さん)は自分に厳しい方が多いです。
もちろん良い部分もあるので、自分を全否定しないでくださいね。
では、なぜ自分に厳しい方が多いのか・・・?
それは「理想が高いからです。」

HSP(繊細さん)は視野が広く様々なことに気づけます。
気づいたことに対して、すべて完璧を目指してしまうので理想がとんでもなく高くなってしまいますね。
そうすると、自然と理想が高くなってしまいますね。
そのため、まずは完璧主義をやめましょう。

参考記事はこちら↓
完璧主義を辞めるとこの章の題名である「自分にやさしくなれます」
「こんなんじゃダメだ」
「こんなんじゃまだまだ」
そう思い続けてきたHSP(繊細さん)も、出来たことに目を向けて
「よくできた」
「やれることはやった」
と自分にやさしくなってください。
すると、自分の基準が低くなるので他人にもやさしくなれます。
まずは、自分にやさしくなってくださいね。

実際に他人に厳しくなってしまった話
この章では先日、仕事中に他人に厳しくなってしまった話をします。
他人に厳しくなってしまったと言っても、HSP(繊細さん)は争い事が苦手なので心の中で厳しくなってしまった話です。
私の勤務体系ですが、基本的に週5でリモートワーク(在宅勤務)です。

コロナ前までは毎日通勤電車に乗って片道90分を費やしていたので、とても快適です。
リモートワークの記事についてはこちらを参考にしてください↓
ある日、同僚から電話がかかってきました。
恐らく30分ほど話していたのですが、内容はグチのようなものでした。
同僚は今から、大量のデータを処理しなければいけない状況でした。
そのデータをピックアップしたのは私でしたので、私に電話をかけてきたのです。

「この大量のデータって間違いじゃないよね?」
「ジョーさんがピックアップしたから間違いだといいなと思って」
「残業を減らせって言われている中で、これじゃ減らせないよね」
こう言った話しをひたすら聞いてました・・。
私からしたら、
「もうやるしかないんだから、早くやればいいのに」
「電話してる時間がもったいなくない?その分残業増えるけど・・」
こう思ってしまったんですね。

もちろん相手へ話してないですよ。
聞きながら心の中で思ってました 笑
これもよくよく考えてみたら、他人に厳しくなってましたね。
”与えられた仕事は黙々とこなすべき”
”グチはこぼさないべき”
対策①でお話した自分の「〇〇べき」を相手に押し付けてしまっていましたね。
もう少し電話が長くなっていたら、口に出してしまっていたかもしれません。
危なかったです 笑
勤務中に完璧主義をやめることを心がけようと思います。

まとめ
HSP(繊細さん)が他人に厳しくなってしまう理由と対策をご紹介しました。
他人に厳しくなってしまう理由は2つです。
- 「〇〇はこうあるべき」が多い
- 完璧主義の思考が強い
完璧主義の思考が強いゆえに自分の中に「〇〇べき」が多いHSP(せんさいさん)です。
この傾向が他人に厳しくなってしまう理由ではないでしょうか。
理由が分かったところで次は対策です。
- 他人に期待しない
- 自分にやさしくなる
①他人に期待しない
自分の「〇〇べき」を他人に期待しないようにしましょう。
HSP(せんさいさん)は特に「〇〇べき」が多い傾向にあります。
「〇〇べき」が多いと生きづらさを感じてしまうこともあるので、ほどほどにしましょう。
②自分にやさしくなる
完璧主義をやめましょう。
出来たことに目を向けて、自分にやさしくなることで他人にもやさしくなれます。
以上、他人に厳しくなってしまった時の原因と対策について記載しました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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